家を購入してからずっと、テレビを壁掛けにしよう!
と思っていましたが、面倒で後回しにしていました。
ですが、先日妻から「結局いつやるの?」と
突っ込まれたので一念発起してやってみました。
壁掛けってどんな感じ
こんな感じを想像されるかなと思っています。
私が思うDIYでのテレビ壁掛けのメリット・デメリットを考えてみました。
メリット
・かっこいい
・すっきり
・壁とテレビが近いので部屋が広くなる?
デメリット
・テレビを移動できなくなる
・石膏ボードのごみがでる
→石膏ボードの廃棄は有料です。
でしょうか。
ただ、画像みたいにかっこよくするには色々大変です。
配線を壁に通す必要があります。
配線を別の個所で取り出して接続する必要があります。
私の家では接続する機器が決まっていないので、
今はそこまではせず、
一旦は壁掛けまでやってみようと思います。
色々購入する前の確認
まずは、壁掛けする箇所の壁を確認する必要があります。
おそらく、普通の人は「石膏ボード」だと思います。
細い針で穴がさせて、粉が付く場合は石膏ボードです。
ここで注意!!
石膏ボードの裏には何かあるかもしれません。
さす場合は以下の場所は止めておいたほうがいいです。
・コンセント周り、上と下の直線上ではないこと
・端っこ
上記の場合は、裏に何かある可能性が高いです。
壁が石膏ボード以外のコンクリ等の場合は今から記載する内容では
壁掛けできないので工務店にお問い合わせください。
次に、壁掛けできるように石膏ボードの裏が補強されているか確認してください。
通常は家を建てるときに言わないと補強されていないと思います。
私の家は建売なので当然補強されていません。
そのため、石膏ボードの代わりに合板に交換することにしました。
その合板自体は、家の柱にネジで付けます。
そのため、柱の間隔を確認します。
下地センサーで柱の場所を確認します。
私は合板とネジで付ける柱の数が2本では心配だったため、3本の柱にねじ止めすることにしました。
そのため、合板は結構でかめにしました。
壁替えの器具を付ける合板の場所も強度が心配であったため、
その個所のみ合板を2重にしました。
用意するもの
私は以下を用意しました。
・合板
購入したのはラワン合板です。
ビバホームで購入しました。
105cm × 40cmで切ってもらいました。
厚みは9mmにしたのですが、12mmで問題なかったです…。
石膏ボードが9.5mmだと思ったので、9mmを購入したのですが、
石膏ボードを切ってみて12.5mmだと気が付きました。
・壁掛けの器具
私のテレビは55インチのBRAVIA KJ-55X9500Gです。
そのテレビで利用できる壁掛けの器具を探しました。
amazon でこのテレビ壁掛け金具を購入しました。
できるだけ頑丈そうなものを選びました。
水平を調整する機器のついています。
・石膏ボード切断カッター
オルファのカッターを購入しました。
やっぱりオルファの工具は安心します。
・厚み調整
石膏ボードの代わりに補強材を利用しますが、厚みが微妙に違います。
そのため補強材の部分が他の壁と異なり、
段差ができてしまいます。
私は、補強材は薄めにして、
厚み調整のためダイソーのクッション材を利用しました。
結果として出っ張りすぎてしまいましたけど…。
・隙間埋め
カッターで頑張りましたが、石膏ボードは結構ボロボロに崩れる箇所があります。
所々隙間が出たので、100均に売っている壁の穴埋めの材料を買ってきて利用しました。
・ネジ
補強材と柱を止めるために、コーススレッドという木材用のネジを利用します。
・電動ドリル
リョービのD-1100VRを利用しました。
柱にねじ止めするので、穴をあけておいた方がいいです。
直接ネジを止めるとキツいですし、
木が割れる恐れがあります。
特に壁掛けの器具のネジが尋常じゃなく太いので
穴をあけずに止めるのは無理だと思います。
やってみました
1.場所を決める
まずは、張り付ける位置に付箋を貼ります。
よく書いてあるテレビのサイズと床から中央までの高さの表は以下となります。
テレビのサイズ | 床から中央の高さ |
80インチ | 120cm |
65インチ | 115cm |
55インチ | 110cm |
50インチ | 105cm |
42インチ | 100cm |
37インチ | 95cm |
テレビのサイズは55インチですが、この表にはあわせずに、
中央の高さを100cmにしました。
理由ですが、床に座ってみることが多いからと、子供が小さいからです。
私より子供のほうが見ることが多いので、子供に合わせたほうがいいかなと思いました。
結果的にはこれが正解でした。
もし、ソファーやダイニングテーブルメインの方は色々調整したほうがいいと思います。
2.壁紙を剥がす
壁紙を再利用したいので、ゆっくり剥がしました。
ですが…あまりうまくいきませんでした。
妻曰く「テレビの裏でしょ?どうでもいいじゃん」
この一言で気にならなくなりました。
ありがとう。
3.石膏ボードをカッターで切る
ここからは気合です。
違うやり方があるのでしょうか…かなり大変でした。
石膏ボードは柱にも釘でくっついています。
なので気合で破壊してください。
ただし!間違えて柱を切らないでください!
4.全部剥がしたら配線等を確認する
石膏ボードを剥がしたら、中身を確認してください。
合板のサイズは大丈夫でしょうか?
合板で2重にしている箇所は入りますか?
コンセントの近くを切ったのでコンセント周りがボロボロになっていませんか(私です)?
結構ボロボロですね。
合板をはめた後に隙間をパテで埋めればいいと思うので気にしません!
5.合板をはめて厚みを確認し、調整する
厚みが足りなかったので、クッション材を張り付けました。
6.合板を張り付けて、ドリルでネジの穴をあけてからネジで止める
この画像は穴をあけた後にネジ止めしてしまっています。
絶対にドリルで穴をあけてからネジを止めてください。
柱が割れますよ!
7.壁紙を再度張り付けします。
はい、めっちゃでてます!
6.壁掛けの器具をつける
ちょっと写真を撮り忘れました。
ネジがとにかく太いのでドリルで開けてから付けます。
このネジは柱にはつけていません。
合板につけています。
上から見た場合です。
もっとくっついてほしかったかな…
7.調整
傾いていないかチェックして、壁掛けの器具を調整する。
家族に確認しましたが、気にならないとのことなのであまり調整はしませんでした。
壁紙の隙間は、ダイソーのパテで埋めます。
感想
かなり大変でした。
ですが、かなりやり切った満足感はあります。
まだ線がまとまってなくて汚いですが、
なんか宙に浮いている感がとてもいいです。
すっきりした感じもします。
DIYだと工具代も結構かかりますので正直おすすめはできません。
「ジャストップ」という会社の壁補強だと、
少しの穴から補強材を入れることができるようです。
DIYじゃない人は参考にしてみてください。
あと、石膏ボードのごみが大量でました。
なんと石膏ボードは普通に捨てることができないことがわかりました。
市役所に電話して業者を紹介してもらいました。
ちゃんと覚えていないのですが105cm × 40cmで4000円~5000円しました。
ホームセンターで石膏ボードを購入してはだめですよ!
後で後悔することになります。
最後に、色々大変でしたが、楽しかったです。
DIY好きにはおすすめです。
工具を買う理由になりますよ!
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